パニック障害の完治に向けて

東京都府中市にあるカウンセリングルーム。パニック障害を薬に頼らず発作に怯えることなく完治への秘訣を伝える、パニック障害【完治】専門カウンセラーのブログです。

【インフォメーション】

パニック障害【完治】専門カウンセラーの三木ヒロシです。


「依存」という言葉を聞いたことがあるかと思います。


「依存」というのはなにかに頼ることであり、
強くそれを頼りにしているという状態です。


この「依存」という状態自体は何らおかしい
ことではなく、ある意味自然なことでもあります。


人間社会は持ちつ持たれつであり、
ある程度他者を頼る、自分が頼られる
ことで回っているともいえるからなんですね。


さて、そのような「依存」という状態ですが、
これがかなり強くなってしまうと、実は、


“パニック障害の完治、改善を遠のかせてしまう”


という事態に陥ってしまう可能性があります。


先ほどお話したように、「依存」そのものはおかしい
ものではなく、自然な状態と言えます。


もちろん、身体的な障害などをお持ちの方などは
まったく別です。


しかし、依存的な気持ちが強く、他者に
頼り切りでないと生活できないという
ような状態であると、パニック障害の完治や
改善は極めて難しいと言えるでしょう。



どのような状態が強い依存と言えるのか?



ここで気になるのは、どの程度の依存だと
パニック障害の完治、改善が難しくなるのか?
というところですよね。


ここからは強い依存といえる状態について
お話をしていきましょう。


依存的な例をあげていきますと、


・親や兄弟、家族などが常に近くにいないと
ならない状態

・自分で考えずに考えや判断を他者に任せている

・自分自身で決断できず、誰かに決めてもらう



というのが強い依存であると言えるでしょう。


では、実際に強い依存であるとどのような
弊害があるのか?についてお話をしていきます。



強い依存が生み出す弊害



・親や兄弟、家族などが常に近くにいないと
ならない状態



パニック障害は外出ができなくなってしまったり、
不安や怖さなどが常に身近にあり、自分は無力
だと感じやすいものです。


そのような状態が長く続くと、自分ひとりでは不安や
怖さに耐えられず、親や家族、兄弟などが常に
近くにいないと安心できないという状態に陥る
ことがあるんですね。


そうなると、親や家族、兄弟などの行動が制限
されてしまいますし、なにより自分の無力さを
助長させてしまうことが多々あります。


少しづつで良いので、できるだけひとりの時間を
持つ。ひとりの時間に耐えていくことで経験が
積まれ、ひとりの耐性がついていきますので。



・自分で考えずに考えや判断を他者に任せている


パニック障害に打ちのめされ、自分の無力さを痛感
してしまったとき、自分で考え行動を起こすこと自体が
難しく感じることがあります。


どんどんと弱気な状態になっていき、自分の考え、
判断などは正しいのか?自信が持てなくなって
しまうことは多々あることです。


そうなると、自分ではあまり考えられなくなり、
自分以外の人や物に答えを求めていきます。


パニック障害というのは、ある意味自分自身で
生み出しているとも言えますので、自分で考え、
行動する気持ちがとても大切なんですね。


他者の考えや判断に頼り切ってしまうと、
他者がいないと考えられない、判断が
つかない状態になってしまうこともあり得ます。


もし今現在、考えや判断を他者に任せすぎて
いるのであれば、せめて、


「私はこう考えたのだけど、どうだろうか?」


というような自分なりの考え、判断をまず下し、
他者に確認をしてもらうという作業が良いかも
しれません。



・自分自身で決断できず、誰かに決めてもらう


これは上記であげた例と似ているのですが、こちらの
場合は考えや判断ではなく、決断そのものを他者に
丸投げしている状態のことです。


他者が提示する答えをまるまる取り入れ、
それを決断していってしまう状態ですね。


他者に決断をしてもらうデメリットは、相手の
責任にしやすく相手を責めることにつながる
可能性がある
、ということです。


相手の責任にし、なにもかもがうまくいかない
と嘆くだけでは、なにも進みませんし改善に
たどり着くことは難しくなるでしょう。


他者任せにするのではなく、自分のことは
自分に責任があることをしっかりと腑に落とし、
決断をは自分でしていくことが望ましいでしょう。


「依存」という状態にはいろいろなパターンが
あり、一概には言えない部分もあります。


ですが、もし上記のような状態が慢性化している
のであれば、依存を断ち切り自分で考える、
判断をつける勇気を持つことが重要です。


その結果、自分への自信を取り戻すことに
つながり、パニック障害の完治、改善という
ステージに立てるでしょう。




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2017.09.11 10:00 | パニック障害の完治に向けて | トラックバック(-) | コメント(0) |
パニック障害【完治】専門カウンセラーの三木ヒロシです。


認知行動療法は乗り物や場所など、
なにか苦手なものを克服していく
のに適している心理療法です。


対話を通したカウンセリング手法ではなく、
実際に行動しながら自分の考えの歪みに
気づきながら進めていくので、効果が高いんですね。


私もクライアントさんとともに一緒に電車に乗って
練習にお付き合いをしたりと、時により認知行動療法
を使っております。


さて、そのような認知行動療法ですが、ただ
漠然と闇雲におこなっても効果が薄くなって
しまう可能性があります。



せっかくおこなうのであれば、しっかりとした
効果を実感しながらすすめていきたいですよね。


それにはちょっとしたコツがありますので、
今回はそのコツについてお話をしますね。


私三木が考える認知行動療法をうまく活用する
コツですが、


1)今日の目標を決める

2)感情消化をしながらおこなう

3)60点で止めておく



という3つから構成されています。


ではさっそくひとつずつご説明をしていきましょう。



1)今日の目標を決める



さて、まず認知行動療法を実践するには、
目標を決めておこなうことがとても大切です。


「今日実践するにあたり、どこまで行くか?」

「車を運転して何キロくらいまで行こうか?」

「今日は家から300メートル先にあるコンビニに行こう」



などなど、今日行くまでの距離などを目標として
設定してしまう
んですね。


設定して決めてしまうことで、あなたのなかの
潜在意識(無意識)は、この目標を達成しようと
いうモードに入りますので。


いわば、気持ちをスタートラインに乗せる、
ということです。


スタートラインに立つことで意識も高まり、
モチベーションを上げることにつながります。



2)感情消化をしながらおこなう



人間は苦手なことや苦しいと思っている
ことを実践していくとき、そこには必ず
何かしらの、


“感情”


がともないます。


そして、その感情によって行動が抑制
されてしまい、思うような結果が出ない、
ということも多々あるものです。


目標に定めた結果を出すため、大切なことは、
湧きあがる感情をいかに解消させていくか?
コントロールするか?
ということです。


感情を消化させない、コントロールを考えずに
行動してしまうと、思考と感情が合致せず、
思わぬ結果につながってしまうことが
あるんですね。


そうならないためにも、感情を消化させていく、
コントロールしていく術を身につけておくことは
非常に有効です。


感情消化のポイントは、


“湧きあがっている感情を否定せず、
       そのまま認めて受け入れていく”



ということなんですね。


例えばですが、


「私はいま怖さを感じている。怖くても良い」

「私はいま不安だ。不安を否定せず不安でもOKだ」


というように、感じている感情をしっかり認め、
それに対して許可をだしていくんですね。


そうすることで、感情の固まりがほぐれ、
行動がともなうようになっていきます。



3)60点で止めておく



認知行動療法をは、いきなり100点満点を
目指してしまうとうまくいきません。


100点満点というのは、いわば完璧であり、
完全でなければならない、という状態のことです。


もちろん100点を目指して進むことは
ときにより大切です。


ですが、100点を目指していくと身体に余計な
緊張やプレッシャーがかかり、思うように
身体が動かないことも多々あるんですね。


そうならないためにも、100点の完璧を目指す
のではなく、60点くらいを目指すのがちょうど
良いでしょう。


例えばですが、今日の目標をいきなり電車で
終点までいく!というのではなく、とりあえずは
隣駅まで行くのを2回くり返す。


2回できなくても1回できれば良いかな、という
ような楽な考えで進めていくことが重要なんですね。


人間無理は長続きしません。


とりあえず、自分のこころと身体に相談し、
できる範囲を決めて行動していくことが
ポイントなんですね。


そして、小さくても問題ないので、あなたなりの
成功体験を積み重ねていくことが大切です。


小さな成功が将来的にとてつもなく大きな
成功をもたらします。


ぜひ、今回の3つのコツを意識しながら、
認知行動療法を進めていってほしいな、
と思います。




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2017.08.27 10:00 | パニック障害の完治に向けて | トラックバック(-) | コメント(0) |
パニック障害【完治】専門カウンセラーの三木ヒロシです。


このブログでも何度かお話していますが、
パニック障害があなたに
起きたのには原因があり、それにともなった理由が
あります。



パニック障害を完治、改善に向かわせるためには、
その原因と理由をしっかり把握し、それを解消する、
避ける、つぶしていく方法がベストです。


しかし、なかにはパニック障害が起きた原因や理由
がわからず、完治や改善までの道筋が立てにくい
場合がある
んですね。


探っていき原因や理由がわからない場合でも、完治や
改善に向かっていくことは可能です。


ですが、その方法は場合により非常に時間がかかって
しまうことが多く、かなりの遠回りになってしまうことが
あるんですね。


そうなるとせっかく完治、改善に向かっていこうという
気力やモチベーションがだんだんと薄れていく
可能性も否定できません。


そうなってしまうと、とてももったいないことですよね。


今回は、考えられるパニック障害が起きた原因や
理由をいくつか挙げていこうと思います。


挙げたなかにどれかピンとくるものがあれば、それは
もしかしたらあなたの中の深い部分に刺さっている
ことなのかもしれませんので。


ではさっそく、考えられる原因と理由について
お話をしていきましょう。



考えられるパニック障害が起きた3つの原因と理由



1)家庭環境からの影響



あなたが幼少期の頃、家庭環境はいかがでしたか?


何不自由な、素晴らし環境だったでしょうか?


それともいつも家庭内において何かがあり、
苦しくてツラいような思いを抱いていた
でしょうか?


実は、パニック障害が起きた方で過去、
家庭環境になにかしらの問題があった
人は少なくありません。


幼少期、もしきは青年期などに受けた
家庭環境でのトラウマが現時点で顔をだし、
そのトラウマげ原因でパニック障害に
陥った、というものです。


家庭環境でトラウマになってしまう原因にも
いろいろとありますが、そのなかでも比較的
多いことが、


“両親の不仲、もしくは厳しすぎるしつけや虐待”


なんですね。


両親の不仲により激しい夫婦喧嘩を毎日
見ていたとしたら、それは小さな子どもに
とってはとても恐ろしいものであり心細くなる
ものです。


自分を守ってくれる、育ててくれる親という存在。


その二人が喧嘩をしていたらどうしたらいいか?
わかりませんし、兄弟などいたら場合によっては
あなたが守っていたかもしれませんね。


そのときに受けたこころに残った傷は大人に
なってもそのまま持ち越し、存在しています。


いかにその当時のトラウマを解消していくか?
もう子どもではないとしっかり理解し、いかに
それを手放していくか?ということが必要になります。


2)自分の性格からの影響



性格というのも、実はパニック障害に
ある程度関係しています。


「性格は変えられないし、それが原因だとしたら
パニック障害の完治、改善は無理なのでは・・・?」


という疑問を持つかもしれませんね。


人間が持つ性格というのは、実は2つの
カテゴリーがあり、それは


“変えられる性格部分と変えられない性格部分”


というものです。


細かいところは割愛しますが、生まれ持った
性格を「生まれつき性格」」と言い、この部分は
変えられません。


しかし、それ以外の「習慣性格、役割性格」
という部分は変えることができます。


簡単に説明をしますと、まず「生まれつき性格」
というのは、ネガティブ気質であるか?ポジティブ
気質であるか?どちらなのか、というものです。


ネガティブが悪い、ポジティブ良い、という
ことでは一切ありませんので。


人は必ずこのどちらかの気質を持って、
お腹から生まれ落ちる、と言われています。


そして「習慣性格、役割性格」ですが、これは、
日々の習慣によって形成されていくもの、
役割をこなしていくことで形成されていく
ものなんですね。


習慣性格について、例えばですが、


「人には必ずあいさつをし相手を優先させる」


ということが習慣になっていれば、もしかしたら
自分の気持ちを押し殺してまで相手を優先
させるかもしれません。


また、人には必ずあいさつをしていくことで、
細かいところが気にかかり几帳面になって
いくかもしれません。


その結果、気がついたときにはそれらが
フラストレーションになってしまい、ストレスが
限界を超え、パニック発作という形で表れる
かもしれません。


役割性格というのは、例えば弟や妹ができ、
それによってお姉ちゃんであったりお兄ちゃん
という役割が自然と発生しますよね。


その役割のプレッシャーが意外と重く、
気がついたらとてもストレスになっていて、
結果パニック発作を起こすことにつながる
可能性があります。


そういった「習慣性格、役割性格」が原因と
なりパニック障害が起きているのであれば、
同じくそれを解消する、避ける、つぶしていく
ことを考える必要があります。


どのような方法がベストなのか?それを
模索し、取り入れていくことが重要です。


3)食環境、栄養面からの影響



パニック障害は、実は食に関する環境や、
栄養面からも影響があります。


普段の食生活が乱れていたり、栄養面が
不足していると、それがきっかけとなり、
パニック障害につながることがあります。


食というのはとても大切なもので、人間の
身体は食べたものからできています。


偏ったものばかりを食べていたり、化学物質や
添加物が満載のコンビニ食などを常食していると、
消化で身体が疲弊してしまい、栄養も不足し、
必要な栄養素が脳に届きません。


それがもとで脳内物質の循環が悪くなったり、
発生も少なくなり、パニック障害に陥ってしまう
可能性があります。


私三木がおススメする食環境、栄養面ですが、


・朝食を抜き、1日2食にする

・2食のうち1食は糖質(白米や麺類など)を
 抜きおかずだけ食べる

・コンビニ弁当、カップ麺、スーパーの総菜などを
 極力食べない。

・できるだけ自炊をし素材から調理する

・夜21:00以降は極力食べない

・調理に砂糖類は極力摂らず、天然のメープルシロップ
 などを代わりに使用する

・塩は食卓塩ではなく、天然塩を使う

・砂糖の入ったおやつを極力食べない

・コーヒー、コーラ、ココアなどカフェインを摂らない

・煙草を吸わない



というところをうまく守れると、体調的にもかなり
違うでしょう。


ですが、一気におこなうとやはり大きなストレスに
なることがあるので、できることから始めてみる、
ということが大切ですね。


パニック障害が起きた原因というのは、
今回挙げたことがすべてではありません。


人によって様々な原因や理由があり、
その深さなども様々です。


重要なことは、自分の内面に隠されて
いる原因や理由を掘り返していくこと。


できればカウンセラーなどの専門家と一緒に、
掘り起こしていくことが望ましいでしょう。


パニック障害を早く完治、改善させるため、
いま一度原因や理由にあたるものを
掘り返してみることをおススメします。




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パニック障害【完治】専門カウンセラーの三木ヒロシです。


「パニック障害が治るきっかけ」


というものがあります。


パニック障害を適切に治すため、改善して
いくためには、この「きっかけ」を見つける、
感じることが大切なんですね。


この「きっかけ」を見つけることができると、
いままでの倍以上、完治や改善への
スピードがあがるものです。


こうなると、ぜひその「きっかけ」を知り、
把握していきたいものですよね。


さて、ではいったい、その「きっかけ」という
のはどのようなものなのでしょうか?


答えを先に言いますと、それは、


”自分は良くなってきていると腑に落ちた感覚”


を感じることができているか?ということ
なんですね。


パニック障害歴が長い人ほど、実はこの、


「良くなってきている感覚」


というものがボヤケてしまい、
腑に落ちずらくなっていると言える
んですね。


ちょっと言いかたを変えますと、鈍感に
なってしまっている、とも言えます。


パニック障害歴の長い人は、これまで
いろいろな経験をされてきたと思います。


最初のほうはうまく改善がすすんでいたにも
関わらず、ちょっとした出来事でまた振り出しに
戻ってしまったり。


もしくはうまく治ったと思ったものが、
数年後に再発してしまったり、など。


このようなことが起こると治っている、
改善されている、ということ自体に
信頼がおけなくなり、疑心暗鬼になります。


その結果、確実に改善をして治っていく軌道に
乗っているのにそれが信じられず、頭のどこかで、


「うまくいっていると思っちゃいけない。
またどうせうまくいかずに元に戻ってしまうのだから」


というように改善自体に信憑性が薄れて
しまい、結果、改善に対してより鈍感に
なっていってしまうんですね。


これは非常にもったいないことであり、
本当の意味での改善も逃していって
しまうことになりかねません。


このような悪いスパイラルにはハマってしまった
とき、どのようにすれば良いか?


それは、


“うまくいった事実をしっかりと認識し認める”


という行動をしていくことなんですね。


例えば、昨日よりも今日のほうが外出の
距離を伸ばせたら、


「距離を延ばすことができた!」


という事実を認め、明日はさらに距離を
伸ばせると自分を信頼、信用していくこと
です。


もし、以前にうまく改善が進んでいたと思った
のに、なぜか振り出しに戻ってしまったことが
ある場合、それは、


「正式な改善ではなく、たまたまその時うまくいっただけ」


かもしれません。


一時、ちょっとだけ発作や不安などが収まった
状態だったのかもしれません。


これからは、うまく距離を延ばすことができたり、
なにかを進ませることができたら、自信をもって、


「私はうまくいっている。改善に向かっている」


と事実を認識し、それをしっかりと自分の腑に
落とし込んでいく努力、慣れていくことが大切です。




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パニック障害【完治】専門カウンセラーの三木ヒロシです。


人は内面から沸き立つ心理的な要因要素によって、
パニック障害が強化されてしまうことがあります。


内面から沸き立つ心理的要素というのは、
心理学の用語で、


「ドライバー」


と呼ばれています。


このドライバーというのは“駆り立てるもの”という
意味であり、5つのものから成り立っています。


その5つのものとは、


・強くありなさい

・一生懸命努力しなさい

・完全でありなさい

・他人を喜ばせなさい

・急ぎなさい


というものなんですね。


このドライバーは“駆り立てるもの”という名の通り、
自分のなかでほぼ自動的に駆り立てられてしまう
命令のようなものです。


自動的というのは無意識の領域であり、自分では
気づかないうちにこの5つが発動し苦しくなって
しまったりツラくなってしまいます。



そして、このドライバーによってパニック障害が
強化されてしまうことがあるんですね。


このドライバーというものは幼少期に親や親的な
立場の人からの影響によってこころのなかに
作られていきます。


ドライバー自体に良い悪いはなく、むしろこれが
あることでモチベーションになったり意識が高まる、
ということがあるんですね。


ですのでいかにこのドライバーに振り回されず、
上手にコントロールしていくか?が重要になります。


では、この5つのドライバーの働きや、いったい
どのようなことが起こりパニック障害が強化されて
しまうのか?ご説明をしていきましょう。



・強くありなさい



「強くありなさい」とはその名の通り、


“強い気持ちをもち強い自分であり続けなさい”


というものです。


パニック障害の人はこのドライバーを強くもっている
ことが多いんですね。


何ごともガマンをして無理することをいとわず、
やっていきなさい、というような無意識の命令です。


これが強く出てしまうと自分のキャパを超える
くらい無理をしますので、その結果パニック障害が
強化されてしまう、という悪循環に陥ってしまうんですね。


このドライバーを弱めるポイントは、


「私は強い自分でなくても存在する価値がある」


という気持ちをもち、強くない自分を認めていくことです。


・一生懸命努力しなさい



このドライバーは一生懸命努力をすることを推奨する
ものであり、努力しない自分には価値がないという
気持ちを抱かせてしまうものです。


人は時により一生懸命努力することはできますが、
ずっと一生懸命努力し続けることは苦しく、
とても大変なものですよね。


また、このドライバーは一生懸命努力している
姿を他者に見せ、自分のことを認めてもらいたい、
価値を感じてほしいという欲求が隠されています。


このドライバーを弱めるポイントは、


「私は一生懸命努力をしなくても価値ある存在である」


ということに気づき、こころの中で強く納得
していくことです。


・完全でありなさい



この世界に完全というものはありませんし、
完璧というものもありません。


もちろんそれは人間にも当てはまることであり、
完全や完璧を求めていくと苦しくなってしまいます。


これについても幼少期の頃の影響が大きく、
自分のなかでひとつのルールを確立させているんですね。


このドライバーはパニック障害に多く見られる、
「100-0思考」につながっており、100点でなければ
0点と一緒という考えに陥り苦しくなってしまいます。


このドライバーを弱めるポイントは、


「絶対的な完全はなく、完璧は目指せない。
 私は完全にできなきても人として価値がある。」


と完全でない自分を許していくこと、認めていくこと
であり、自分のなかでこの事実を認めていくことです。


・他人を喜ばせなさい



これもその名のとおり、他者を喜ばせることに
対する命令が自分になかに命令として湧き上がる
ものです。


他人に喜んでもらうよう尽力する、いくら疲れて
いても他人の喜びを最優先しようとするので、
精神的にも体力的にも最終的には苦しくなって
しまうんですね。


他人に喜びを与えることは気分が良くなりますし、
相手も喜ぶので悪いことではありません。


しかし、自分を抑えてまでも他人に尽力するのは
自分のキャパを超えてしまう恐れがあるので、
ほどほどに抑えることが大切となってきます。


また、このドライバーはパニック障害の方に多い、


“他人を優先する”


ということも含まれているので、なによりも
自分を優先させることを自分で気が付いていく
必要があります。


ドライバーを弱めるポイントは、


「私は他人を優先させるのではなく、自分を
 なによりも優先させ、自分を大切にしていく」


という気付きを得ていき、それをこころから許して
いくことが重要です。


・急ぎなさい



このドライバーは少々特殊であり、これまでお話を
した各ドライバーに付与される働きもあります。


例えばですが、


・早急に強くありなさい

・急いで一生懸命努力しなさい

・早く完全でありなさい

・すぐに他人を喜ばせなさい



というような感じで、各ドライバーを急ぎなさい
という命令で強化させていくものです。


日本人はとくに何ごとにつけても急ぐ傾向に
あるので、急がずとも物事はすすむことを
理解し、またそれを自分に許していくことが
大切です。


最初のほうでもお話しましたが、今回説明をした
ドライバーに良い、悪いはありません。


ドライバーに振り回されず、利用できるところは
利用し、状況によって駆り立てていくことが
大切です。


自分のなかでどのドライバーが強く働くのか?を
見極め、振り回されないよう状況によってうまく
弱めていくことがポイントです。




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◆パニック障害に深く関わっている感情とは?
◆脳はパニック発作を記憶してしまう
2017.07.17 10:00 | パニック障害の完治に向けて | トラックバック(-) | コメント(0) |